川崎パーソナルジムが語る 筋トレとモーメントの関係
皆さんこんにちは!
キングジムトレーナーの宮内です。
今回は筋トレとモーメントの関係について解説いたします。
モーメントをの理解を深めて頂き、皆さんのトレーニングに少しでもお役に立てれば幸いです。
モーメントって?
モーメントと聞かれてもいまいちピンときませんよね。
一言で表すと回転力です。
人体はてこのように関節のどちらか一方が支点となり、もう片方が力点として外力に対し回転しています。
地球上では物体が常に重心に引き寄せられる重力が働いています。身体運動では重力の事を外的モーメントと言い表すこともあります。
例えばサイドレイズの場合腕を真横に振りますよね。しかしダンベル又は重力に負けてしまうと腕が上がりません。この際、ダンベルと重力が腕を時計回りに回転させており、外的モーメントが働いています。ここで腕を真横に振る、つまり肩関節の外転筋である三角筋が発揮する反時計回りのモーメントによって腕を真横に振る事ができます。このような筋肉から生み出す回転力を内的モーメントと言います。
人体の動きには、各関節で重力や外力に対して内的モーメントが発揮されていることがわかります。
モーメントを筋トレに活かすには?
動かす支点(関節)から物体(ダンベルなど)を極力遠ざけましょう。
再びサイドレイズで例えると、肩関節が支点、ダンベルを持つ手が作用点、その間にある三角筋が力点になります。サイドレイズも肘を曲げた状態と伸ばした状態でやるのでは、後者のほうがキツく感じるのではないかと思います。
なぜなら支点(肩関節)から物体(ダンベル)の距離が遠いほど外的モーメントは大きくなるからです。
モーメントは回転軸(肩関節)から作用点(ダンベルを持つ手)の積です。
肘を曲げるよりも伸ばす方が作用点の距離が増し、外的モーメントが大きくなることで、それに拮抗し筋肉からの内的モーメントを増す必要があるので、筋肉に加わるストレスが増加するのも必然です。
以上のことから筋トレ中は関節の曲げ伸ばしやダンベル・バーベルの距離を意識して行ってみて下さい!
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