筋肉痛のときに運動していい?痩せたい人の正しい休養法|川崎のジムスタッフが解説!
「昨日しっかり追い込んだら筋肉痛。今日は動くべき?休むべき?」——痩せたい人ほど迷いやすいテーマです。結論から言うと、筋肉痛の“種類”と“強さ”を見極め、目的に合わせて強度と内容を調整すれば、運動は続けてOK。むしろ正しい休養を挟むことで代謝は落ちにくく、脂肪燃焼の効率も上がります。ここでは、筋肉痛の理解から実践のコツ、睡眠・栄養の整え方まで、現場で使える判断基準をまとめます。
1. まずは見極め:運動してよい筋肉痛/控えるべき痛み
運動してよい筋肉痛
・動き始めは張るが、体が温まると痛みが和らぐ
・左右差が小さく、全体に重だるい
・関節ではなく筋肉の中央部が中心
運動を控えるサイン
・刺すような鋭い痛み、ビリッと走る痛み
・関節の奥の痛み、腫れ、熱感、赤み
・片側だけ極端に強い/可動域が明らかに制限される
・荷重で痛みが増す、体重をかけられない
後者はケガの可能性があるため、休養・アイシング・圧迫・挙上を検討し、必要なら医療機関へ。
2. 目的別の正しい“休め方”
完全休養の連発は循環が落ち回復が遅れがち。痩せたい人の基本は次の3つを使い分けることです。
アクティブリカバリー:ウォーキング20〜40分、バイク15〜30分、ストレッチやモビリティ。体感強度は会話できるレベル。
部位分けトレーニング:脚が筋肉痛なら上半身、胸肩が張っているなら下半身や体幹を。
デロード週:2〜6週に1回、総セット数を50〜70%に下げてフォームや可動域の精度に集中。
3. 筋肉痛の日の“痩せる”運動メニュー(かんたん版)
- 20〜30分の軽い有酸素:速歩 or エアロバイク(会話できる強度)
- 5〜10分のストレッチ/モビリティ:股関節・胸椎・肩まわりを中心に
- フォーム確認1〜2種目:負荷は軽めで軌道と姿勢のみチェック(例:バードドッグ、プランク)
※張っている部位は“効かせる”のではなく“整える”に徹するのがコツ。
4. 痩せたい人ほど大事な“日常の動き”
脂肪が減るかはトレーニングの1時間より、残りの時間の過ごし方で決まります。エレベーターより階段、1駅ウォーク、立ち仕事を増やす、家事をこまめに、水分をこまめに——こうした小さな動きの積み上げで、消費が自然に増え、むくみも抜けやすくなります。筋肉痛の日も“動く休養”を意識しましょう。
5. 回復を加速する睡眠と栄養
睡眠:7時間前後を目標。就寝90分前の入浴、就寝前は画面オフ。
たんぱく質:体重×1.2〜1.6g/日を朝昼夕で分散(卵、魚、鶏むね、豆、ギリシャヨーグルト、プロテイン)。
炭水化物:白米・玄米・そば・オートミールを適量。汁物→野菜→たんぱく質→主食の順で血糖の波を穏やかに。
脂質と抗酸化:青魚、ナッツ、オリーブオイル。色の濃い野菜や果物でビタミンC・ポリフェノールを。
水分・ミネラル:体重×30ml/日を目安に。塩分過多はむくみの原因。海藻・葉物・バナナなどでカリウム補給。
アルコールは回復を遅らせやすいので控えめに。
6. 週間の組み立て例(忙しい社会人向け)
月:全身筋トレ(通常強度)
火:アクティブリカバリー(速歩30分+ストレッチ)
水:部位分け筋トレ(上半身)
木:オフまたはモビリティ
金:部位分け筋トレ(下半身)
土:アクティブリカバリー(バイク20分+体幹)
日:完全オフ(散歩程度)
強い筋肉痛が出た日は、金曜を軽め(デロード)に切り替えるなど柔軟に。
7. よくあるつまずきの回避策
・痛いのに高重量 → フォームが崩れ関節負担。軽負荷で軌道確認に切り替え
・完全休養の連発 → 循環が落ち回復遅延。軽いウォークやストレッチで血流確保
・食事を極端に削る → 筋量低下で代謝ダウン。たんぱく質を確保しつつ総量を段階的に調整
・体重だけで判断 → ウエスト、写真、睡眠時間、歩数も記録して前進を可視化
まとめ
筋肉痛のときは「やる/休む」の二択ではなく、「どう休むか」「どんな強度で動くか」の設計が鍵。軽い有酸素とストレッチで回復を促し、部位分けやデロードで賢く積み上げれば、代謝は落とさず脂肪は落とせます。完璧より“再現性”。今日できる最小の一歩を積み重ねましょう。
KING GYMなら、美容やボディメイクなど一人ひとりの理想に合わせたトレーニングを提供可能
KING GYMでは、姿勢・可動域・生活リズムを丁寧に評価し、筋トレと有酸素、休養の入れ方、食事の配分までを個別最適化。外食や残業が多い方でも続けられる現実的なプランで、回復と脂肪燃焼を両立します。JR川崎駅徒歩約5分、京急川崎駅徒歩3分。平日10:00〜23:00、土日8:00〜20:00。まずは週2回から、あなたに合った“動く休養”の設計をご一緒します。








